学修の目的

英語学の基本的な概念や分析手法を学び、英語の仕組みや変化の背景を理解することで、言語への洞察を深め、言語学的視点を身につけることができるようになることを目的とする。


学修の到達目標

英語の音声、語彙、文法、意味、歴史的変遷の基本的な概念を説明できる。

言語学の基本的な分析手法を用いて、言語データを分類し、パターンを発見できる。

英語の言語体系を他の言語と比較し、その特徴を具体的に述べることができる。

言語に関する疑問を持ち、積極的に調査・探究する姿勢を示すことができる。

学んだ知識を日常の英語学習や英語教育の授業実践に応用できる。


授業の概要

アクティブラーニング型授業で展開される。英語の音声、語彙、文法、意味、歴史的変遷などを言語学的に分析し、その仕組みや変化を考察する。英語の多様性や発展の背景を理解することで、より効果的な英語学習や指導につなげ、言語を多面的・多角的に捉える力を養う。また、英語を科学的に分析し、根拠をもって説明する論理的思考力や、言語に対する探究心を高めることを目指す。さらに、英語と他言語の比較を通じて分析力を深め、学んだ知識を英語学習や教育の実践に応用できる能力を育成する。


授業計画

第1回:英語学とは 第2回:音声学・音韻論

第3回:Praatを活用した分析 第4回:形態論とレキシコン

第5回:統語論(生成文法) 第6回:統語論(機能主義)

第7回:意味論 第8回:理論言語学(認知言語学)

第9回:語用論 第10回:コーパスを活用した分析

第11回:英語史 第12回:日本語史

第13回:まとめ 第14回:ミニ研究発表(音声学/音韻論/形態論/統語論)

第15回:ミニ研究発表(意味論/語用論/比較言語学など) 定期試験